イングランドには全部で23部までリーグがある。プレミアからリーグ2までがプロ。5部のカンファレンスから10部までがセミプロでFAcupに出場できる。
フットボールの母国ならではの体系ですね!
この前、サムライのボーイズ約五十名を連れて、現在提携している、レザーヘッドという7部のチームに招待されていって来た。
昔は7部と聞くと、7部ってププッ笑みたいな感じでしたが、プレミア崩れの選手や海外からの選手、プレミアやチャンピオンシップ、リーグ1,2からのユースの選手がどんどん入ってくるので競争は激しい。
関東の大学リーグ一部でバリバリ出ている選手でも試合に出れるか出れないかギリギリのところ。
スタジアムもあり、クラブハウスもある。ホストのチームはアウェイのチームの選手、審判、ボードメンバーに温かい食事も出さなくてはならない。雨の多いこの時期にピッチの状態を保つのにフルタイムのグランズマンは必須。
観客は約500人程度。7部でこの人数は!と思いますが、経営者から考えると、どう考えても割に合わない。チケットは約5ポンド。
だいたい平均で150ポンドの週給を選手を約二十名の選手に支払うとマニーは無くなってしまう。
他の収入源、スポンサー、グッズ販売、バーでの売り上げ、駐車場などなどクラブによって特徴は違うがレザーヘッドは上記の収入から入場料の約3倍を稼ぐ仕組みとなっているが、文化、パッションがないとビジネスとしては成り立たないビジネスモデルだ。
その国で選手としてピッチに立てるのがどれほどの価値があるか。
サムライは現在12部。7部と昔笑ってたリーグが遙か彼方ジブラルタル海峡の向こうに見える。
日本のサムライが、うちのチームに来てどんどん上を目指して戦ってくれたら本当に嬉しいです。