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約3週間のウィンターブレイクを経て1月12日から再開されるブンデスリーガ。
シャビ・アロンソが監督を務めるバイヤー・レバークーゼンがクオリティの高さを見せ、無敗(13勝3分け)で首位に立ち、絶対王者のバイエルン・ミュンヘンが1試合未消化(大雪のため12月初頭のウニオン・ベルリン戦が延期)ながら勝ち点差4で追っています。
日本人選手の所属クラブで目立ったのは伊藤洋輝選手と原口元気選手のシュツットガルト。キャプテンだった遠藤航選手がイングランド・プレミアリーグの名門リバプールへ移籍したため戦力ダウンが心配されましたが、FWギラシの大活躍もあり、残留争いをしていた過去数シーズンとはうって変わって3位につけ、来季のチャンピオンズリーグ出場を狙える勢いを見せています。
そんな今季のブンデスリーガは16節を終えて統計的な記録もいくつか発表されているので見ていきましょう。
過去2番目に多いゴール数
延期分の1試合を除きここまで143試合が消化されていますが、第16節終了の時点で480ゴールが生まれて1試合の平均ゴール数は3,4。過去38年では最も多いゴール数で、ブンデスリーガ創設以来では2番目の数字となっています。(1位は1985/86シーズンの492ゴール。もし延期分のバイエルン-ウニオン・ベルリン戦で13ゴール(笑)が生まれれば記録超えという事になります)
143試合の内、スコアレスに終わった試合はここまでたったの5試合だけ。ちなみにブンデスリーガ2部でも153試合が消化されて0-0で終了したゲームは6試合のみです。
ストライカーの活躍
プレミアリーグのトッテナムから加入したバイエルンのハリー・ケインはいきなりチームにフィット。ドイツ代表のレロイ・サネとのコンビネーションには破壊力があり、このコンビで何度もゴールネットを揺らしています。
特にケインは16試合で21ゴールをあげており、プレミアリーグやW杯で得点王を獲得した実力を遺憾なく発揮。2020/21にシーズン最多ゴールを樹立したロベルト・レヴァンドフスキ(現バルセロナ)と同じペースで得点を奪っています。(延期分の試合で得点をあげれば前期終了時点での新記録)
ちなみにケインは既にリーグ戦の3試合でハットトリックを達成。
シュツットガルト所属のギニア代表セール・ギラシも得点を量産。出場14試合で17得点を奪っていて、得点ランキングでケインに次ぐ2位の位置につけています。リーグ序盤では7試合で13ゴールを記録して、その時点ではヨーロッパの主要リーグで最もゴールをあげていた選手だったようです。彼の爆発がシュツットガルトの躍進に繋がっていると言えるでしょう。
昨シーズンの得点王はニクラス・フュルクルーク(当時ブレーメン、現ドルトムント)とクリストファー・エンクンク(当時RBライプツィヒ、現チェルシー)の2人で、16得点だったことから、前半戦の時点で昨季の得点王のゴール数を超えています。
安定した強さのレバークーゼン
今季のブンデスリーガを語る上で間違いなく外せないのがレバークーゼン。
欧州5大リーグの全96チームの中で、ヨーロッパのカップ戦を含めた全てのレギュレーションで未だに黒星を喫していない唯一のチームがレバークーゼンです。ブンデスリーガ、ヨーロッパリーグ、国内カップ戦合わせて25試合をこなして22勝3分の成績。9月から11月まで公式戦14連勝も達成し、今ヨーロッパで最も高い評価を受けているチームの1つであると言えます。シャビ・アロンソが整備したテクニカルで流動性があり、内容と結果を両立させているサッカーは非常に魅力的です。
フェアプレー??
16節終了時点でのリーグ全体のファール数は3143で、これは統計が開始されてからは最小の数字。ただ、イエローカードが提示された数は571で過去21年で最も多かったとの事…。
2部でもファンが多くスタジアムに訪れる
観客動員数の多さでも有名なブンデスリーガ。ブンデスリーガ1部の平均観客動員数はここまで39507人です。これは欧州5大リーグでトップの数字。
ブンデスリーガ2部でも平均28212人の観客を動員し、スペインのラリーガ(平均28805人)にはやや劣りますが、フランス1部のリーグアン(平均26768人)よりも多い数字を打ち出しています。
レバークーゼンがバイエルンのリーグ12連覇を阻むのか、得点王候補のケインとギラシはどこまでゴール数を伸ばすのか…
注目点の多いブンデスリーガの後期シーズンにも目が離せません!