渡部大河がタイリーグ3のカセムバンディットFCに移籍

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Photo by KBU FC

渡部大河

1992年、仙台出身

ヴァンフォーレ甲府ユース
ブラジル留学
塩釜FC ヴィーゼ
JAC(サンパウロ州4部リーグ)
2014 Seeker FC
2015~2016 PTU
2017 SURATTHANI CITY
2018 Samutprakan FC

タイリーグ3へのステップアップ

2014年の後期からタイリーグでプレーしてきた渡部、2018シーズンはT4のサムットプラカーンFCに所属していました。T4のバンコクエリアで下位に沈むチームの中、中盤の底からチームを支え、献身的なプレーを続けてきたことがT3のカセムバンディットの目に止まり今回の移籍に繋がりました。

外国人枠の変化、アジア枠を争う韓国やイランなど選手が多くタイにやってきたことでタイリーグは日本人にとって簡単なリーグではなくなっています。その中でステップアップするということは下部リーグと言えど非常に難しいのが今のタイリーグです。

Photo by KBU FC

これまで下部リーグで積み重ねてきた渡部の努力が実った形となった今回の移籍。献身的なプレーはもちろん、ポルトガル語、英語、タイ語を操れることも渡部の強みです。渡部は長く海外でプレーしてきたことでチームの中でどのように振る舞うべきかということも心得ている選手です。

カセムバンディットFCはT3の南部エリアに所属するチームです。まずはここでしっかりと実績を作り、さらなるステップアップにつなげて欲しいと思っております。

以下、渡部大河コメント

今までタイでやって来てトライアウトで自分を売り込んで契約する事ばかりで、チームから『うちに来て欲しい』と言う形でオファーを頂くのは初めてで、しかも後期もすでに始まっていたんですが、上のカテゴリーからのオファーと言うこともあり『行きたいと』即答しました。

当たり前のことですけど新しいチームはみんな上手いしスタイルも自分に合ってるのでやってて楽しいです。ビックリしたのは試合中や練習中に文句が聞こえてこない事ですね。ブラジル人は文句言ってますけどタイ人は全く言わないです。

前期所属したサムットプラカーンFCについて、今シーズンほぼ全試合で使ってくれて、信頼されてるのを感じてプレーさせて頂いて、後期も始まってすぐでチームとしてもこれから気持ち新たに頑張ろうってタイミングでしかもウィンドーが閉まる直前で新しく選手を探すのが難しいタイミングなのに関わらず『おめでとう、頑張ってこい』と快く送り出してくれて、良いチームでサッカー出来たなと感謝してます。

新しいチームに来てから、移籍して3日後の試合ですぐ90分使ってもらい、その後も2試合フルで使ってもらい、自分の特徴を理解してもらって的確な仕事を与えてもらって、そこ関しては信頼して貰えてるのが感じながらプレーさせてもらってます。
与えられた仕事だけじゃなくてチームにプラスαをそして1試合でも多く勝利をもたらせるように頑張ります。

現在11位のチームの目標が8位以内なので達成できるように1点でも多く勝ち点を積み上げることと、個人的には来シーズン以降もT3に定着できるように頑張りたいと思ってます。

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