タイリーグ開幕!井上哲郎がベスト11に選出

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2月9日、いよいよタイリーグ2019シーズンが開幕しました。
T1、T2、T3、T4、T5の5カテゴリーで行われるタイリーグ。プロリーグとして運営されているのはT1からT4まで、T5はアマチュアリーグとして運営されています。今年も多くの日本人選手がプレーするタイリーグ。熱い季節が到来しました。

今シーズン注目のT3リーグ

タイリーグはT2とT3の間には環境や待遇、選手のレベル的にも差があると言われています。そのためT3からT2への昇格は容易ではなく、熾烈な昇格争いが毎年繰り広げられます。今シーズンはT3に実力のあるチームが多く、また多くの日本人もプレーしています。

トラン FC

昨シーズンは3位、その前年はプレーオフで敗れはしたものの毎年昇格圏争いを演じるT3の強豪クラブです。チームにはトランFCでの2シーズン目を迎える井上哲郎が所属。中盤から攻守においてチームを支えます。昨シーズン、惜しくも逃したT2への昇格。その思いを晴らすべく、今年こそ悲願を叶えてくれるでしょう。

コンケーンUTD

豊富な資金力、熱烈なサポーターがチームを後押しをする東北の強豪クラブ。昨シーズンはT4では圧倒的な力で優勝、昇格を果たしました。赤く染まったホームスタジアムの迫力は圧巻。T3の中でも昇格候補に入る力を持ったチームと言えるでしょう。

シモーク FC

昨シーズンまではT1所属のスパンブリーFCのアカデミーチームという位置付けでしたが、今シーズンは元タイ代表の選手など経験のある選手を大量補強。特に、J1ヴィッセル神戸から加入した北本久仁衛の加入により注目度が高まっています。

開幕戦はラパチャ対トランFCを視察

試合の流れはアウェイながらトランFCが圧倒的にボールを保持する時間が続きます。格下のラパチャは防戦一方、押し込まれまずがカウンターから勝機を見出そうとします。

前半、井上哲郎がゴール前の混戦から押し込み先制点。トランが先制します。

そこから試合は動き、カウンターの応酬に。結局お互い1点づつを奪い2-1でトランが勝利しました。

トランは悲願の昇格に向け幸先の良いアウェイでの貴重な勝ち点3を獲得。井上哲郎は先発フル出場、そしてT3の週間ベスト11にも選出される活躍ぶりでした。この調子でチームをT2へと導く活躍をして欲しいと思っています。

実力のあるクラブ、注目の日本人選手が多く所属するT3リーグ。今年も目が離せません。

 

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