フォルツァ選抜スペイン遠征大会3日目

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それにしてもいい天気。毎日快晴です。

朝はいつもの散歩から。

恒例の手押し相撲。

順位公開w

左から最下位のハル、優勝ユウヤ

いよいよ予選ラスト!

予選4試合目

vs CD LEGANES

相手はスペイン1部の強豪プロクラブ下部組織。

立ち上がりからバチバチにやり合い、球際も負けない。皆がいいポジショニング、相手の嫌がる所を狙うプレー、相手の逆、背後。ベンチも含め、情報を与え声を出し続け、より良い判断を実行する。

ずっとやろうとしてきたことが段々とできるようになってきた。今大会を通して1番内容が素晴らしい闘いぶり。

そして、前半は五分五分の闘いでスコアレスで折り返す。

しかし後半、徐々に相手の自力の差が目立ち始める。それは、止めて蹴るという基礎スキル。サッカーにおいて1番必要なスキル。

日本人全般に言えるが、日本人の子供は世界に比べて圧倒的に不足している技術。いくら良い動きをしても、止める(コントロール)が出来ないと話にならない。そして、その後、蹴る(パス、シュート)ができないと先に進めない、点が取れない。つまりサッカーにならない。

ドリブルは、できてもできなくても問題ない。サッカーはできる。(これをはき違えてはならない。指導者も選手も)

スペイン人達とはこの部分に明らかな差がある。

そして、ラスト5分。その場面が訪れる。

相手がショート、ショートとパスを繋ぎ、上手く食いつかされ、逆サイドに展開される。それをしっかり「止める」(トラップ)され、しっかり「蹴る」精度の高い強烈なシュートを叩き込まれる。

こちらも何度かそんなチャンスがあったが、パスミス、コントロールミス、シュートミスでことごとくチャンスを潰す。

そして、そのまま試合終了。

0-1で予選全般。

内容は1番素晴らしかったが、世界と日本人の差が顕著に現れる面白い試合となった。

予選全敗。しかもほぼ1点差、、、。

結果が出なかったことは非常に残念だけど、子供らが少しサッカーを理解できるようになったこと。最後の試合、負け試合にはなってしまったけど、1番内容がいい試合でそれをみんなが楽しかったと思えたこと。これは褒めてあげたい。成長を感じました。

スペインにきて、サッカーの本質を垣間見て成長に繋げる。そのスイッチを本人自身が押す。それがこれからのサッカーライフに繋がる。

この遠征から1人でも多く、そのような感度の高い選手が出てほしいと願っています。

これで大会終わりかと思ってたけど、、

明日もう1試合あるようです。最下位決定戦的なw

まだ試合できるラッキー!と受け取って、ラストチャンスに賭けよう。

そして、夕方からは、大会会場で観戦したり、3on3したり、スペイン人と戯れたり、

さらには、この街のスペイン3部リーグのCD Granjaに所属する日本人、柴田ユウキ選手の試合がたまたま隣のコートであったので、応援観戦!スペイン人と同じように応援したり、相手チーム煽ったり、、雰囲気感じました。

夜は、みんながピザ食べたいというので、ピザパー。

めちゃ行列の人気の本格ピザ屋!

めちゃウマでした。

楽しみ過ぎやろ、、、って感じですが、子供は楽しむのが仕事。

どれだけ楽しめるかがある意味勝負。

そういった意味では、サッカーは負けたけど、トータルで勝ったな。

というポジティブシンキングで!

ラストの明日も、1日全力でやりきろう!

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