2017タイリーグのレギュレーションを改めて見てみる

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T3 ・T4に関してはシーズンが終了し、T1・T2に関しても終盤に差し掛かったタイリーグだが、ここで2017シーズンのタイリーグのレギュレーションを見直してみる。

T1(1部リーグ)18チームでホーム&アウェイのリーグ戦を行い全34試合で優勝を争う。1位・2位にはAFCチャンピオンズリーグの参加権が与えられる。リーグ優勝チームは本戦から、リーグ2位とFA杯優勝チームはプレーオフ予選からの出場。下位3クラブはT 2 (2部)に降格する。外国人選手登録数は最大5人で、試合出場可能人数は3+1(アジア枠)人。

T2(2部リーグ)18クラブでホーム&アウェーのリーグ戦を行い全34試合で優勝を争う。上位3クラブはT1(1部)へ自動昇格し、下位3クラブはT3(3部)へ自動降格する。外国人選手登録数は最大5人で、試合出場可能人数は3+1+1(一般外国人3+アジア枠1+アセアン枠1)人。

T3(3部リーグ)タイ全国を南北に分け、北部 14クラブ、南部 15クラブが参加し、それぞれの地区でホーム&アウェーのリーグ戦を行う。各地区1位クラブと、各2位で争われるプレーオフ勝者の3クラブがT2(2部)へ昇格し、各地区最下位のクラブはT4(4部)に降格する。外国人選手登録数は最大5人で、試合出場可能人数は3+1+1(一般外国人3+アジア枠1+アセアン枠1)人。

T4(4部リーグ)タイ全国を6地域、北部 9クラブ、バンコク11クラブ、東部10クラブ、東北12クラブ、西部10クラブ、南部 9クラブに分けてホーム&アウェーのリーグ戦を行う。各地区の上位1~3位クラブでプレーオフを行い、2つのグループに分け、各リーグ1位の2クラブがT3(3部)へと昇格する。外国人選手登録数は最大5人で試合出場可能人数は3+1+1(一般外国人3+アジア枠1+アセアン枠1)人。

昨年の【タイプレミアリーグ,D1,D2】というレギュレーションから大きく変化したタイリーグ。今年は3部リーグがタイ全土を南北に分けたリーグになり、その下に地域リーグの4部がスタートした。この4部までがプロリーグとして運営されており、その下には5部にアマチュアリーグ存在している。様々なことに対し、多様性のある国柄だからこそ今後もどんな変化があるかわからない。

タイでプレーする上でもレギュレーションをしっかりと把握しておくことは重要なことだ。今年からT2以下で取り入れられているアセアン枠などは日本人選手が契約を目指す上でも大きく関係してくるだろう。今後T1でも取り入れられていくであろうアセアン枠の影響で力のあるアセアン各国の選手たちがタイに集まる可能性もある。これからの動きから目が離せない。

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