【スペイン春キャンプDay4】運命の最終戦

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Hola! スペインキャンプ4日目です!
今日はMadrid Youth Cupの最終日です。
これまでの結果で小学生チームの1試合目がユーロプラス同士の試合となりました。
それぞれのチームの目線でお伝えできればと思います。

EUROPLUS A 1-2 EUROPLUS B(A:ユウト、ハル、B:ゴウ)

<Aチーム側コメント>
1試合目はユーロプラスのBチームとの一緒にスペインに来た仲間同士の対戦でした。
朝ごはんの時間から子供達同士で話し合いが行われていてこの時点で既に戦いが始まっていました。
日本人同士の戦いは絶対に負けられないという強い気持ちが試合前から子供達から感じられました。

今日は昨日上手くいった3-3-1のシステムで前からプレッシャーをかけてショートカウンターという戦術を採用しました。さらにショートカウンターの時にボールに関わる人数を増やす意識を持って試合に臨みました。

前半、狙い通り前からプレッシャーをかけて相手のミスを誘い1点を先制しました。そこから長い間は相手にボールを握られる展開になりましたが一人一人が最大限に集中して相手の攻撃を防ぎました。
途中から相手の中盤の選手を捕まえるためにシステムを2-4-1に変更しました。全く用意していなかったシステムですが選手たちが臨機応変に対応してくれたので慌てることなく試合を進められました。
前半を1-0とリードして終えます。

ハーフタイムに焦らないで自分たちでボールを握る時間を作ろうと声をかけて後半に向かいました。中盤の選手とディフェンダーの選手のポジショニングも修正しました。

後半も守備の時間が長くなりました。しかし奪ったあとクリアする時とボールを保持する時で使い分けられるようになり押し込まれていましたが冷静に試合を進めていけました。ディフェンダーの選手が前に上がった時は中盤が最終ラインへ落ちるという決まりをしっかり守ってくれたので相手のカウンターにも冷静に対応できました。
そして前からのプレッシャーでボールを奪い得点しました。今大会初めて2点リードしました。
2点のリードで少し緩んだのか一瞬の隙を突かれて相手にゴラッソを決めれました。
1点差まで詰めれましたがそこからは最後まで集中を切らさずに2対1で今大会初勝利を収めました。

<Bチーム側コメント>
大会最終日の初戦の相手は、なんとユーロプラス同士の対決となりました。前日の夜に対戦相手が分かり、夜ご飯の時にはすでにお互いに試合を意識した雰囲気になっており、自然と対戦モードに入っていたのを覚えています。普段一緒に活動する仲間同士だからこそ、負けたくないという気持ちもあり、特別な一戦になると感じていました。
しかし、いざ試合が始まると、どこかチーム全体の動きがパッとしない印象がありました。ボールへの反応や切り替えの部分で少し遅れが見られ、その隙を突かれる形であっという間に2失点してしまいました。なぜこうなったのか、理由ははっきりしています。前日にあれほど内容の良い試合をしていたことで、選手たちの気持ちが少し完全燃焼気味になっていたこと、そして相手の方が「絶対に勝ってやる」という強い気持ちを持って試合に入っていたこと、この差が立ち上がりに表れてしまったのだと思います。
ハーフタイムでは、選手たちに少し喝を入れました。技術や戦術以前に、まずは気持ちの部分で負けてはいけないということ、そしてこのまま終わる試合ではないということを伝えました。
後半に入ると、少しずつプレーも良くなり、ボールを保持する時間も増えていきました。自分たちらしい形も少しずつ出始め、相手陣地でプレーする時間も長くなっていきます。しかし、ボールを持てるようになったものの、最後のところでなかなかゴールを奪うことができず、時間だけが過ぎていきました。
試合終了残り5分のところで、ようやく1点を返すことができ、チームの雰囲気も一気に盛り上がりました。このまま同点まで持っていきたいという流れもありましたが、残念ながら追いつくことはできず、そのまま試合終了となりました。
悔しい結果にはなりましたが、こういった気持ちの部分や試合への入り方の大切さを改めて感じる試合でもありました。この経験を次に活かしていきたいと思います。

✕ EUROPLUS A 2-3 Torpedo 66(ツバサx2)

初勝利の勢いをこの試合に繋げたいので1試合目と同じ戦い方を採用しました。
前半、疲れが溜まっていたのか明らかに動きが重く攻守共にミスが目立ちました。ボールを持つ時間もありましたが中盤から前にかけて球際で闘えず相手に1点先制されます。疲れと焦りがチームから勢いを奪いあっさり2失点目を奪われました。
フリーキックでチャンスはありましたがほぼ何もできず前半を0対2で終えました。

ハーフタイムにシステムを変更し立ち位置も変えよりアグレッシブに戦える布陣にしました。今大会ラストの試合だから悔いなく終わろうと喝を入れ後半へ向かいました。

後半、システムを変更したことによりパスが回せるようになりました。中盤の選手が上手く相手のギャップに顔を出してサイドにボールを振れるようになりました。しかしゴール前までボールを運べず相手に一瞬のカウンターで追加点を奪われました。ここから崩れていくかなとも思いましたがハーフタイムに入れた喝が効いたのかこ選手達は自主的に前向きな声をかけ合い逆転のための準備をしていました。そして前に焦らずボールを動かし1点を返しました。さらに試合終了間際にももう1点返し結果的に2得点を奪い2対3で試合を終えました。
3失点しても崩れずに前を向いて最後に意地を見せてくれました。

まずは今大会初勝利できたことがとても嬉しく思います。3日間強豪相手にも屈せずに修正を重ねて戦ってきた結果が勝利という形で現れてとても嬉しいです。
しかしやはり失点が減らないのが課題なのでそこは必ず改善しないといけません。勝てる試合だったなで終わらないように細部までこだわっていきたいです。Toledoに移動したらまた試合があるのでそこに向けて明日はリフレッシュしてまた頑張ります!

✕ EUROPLUS B 1-4 Creative Football Japan(ハジメ)

2試合目は、Creative Football Japanとの試合でした。結果は1-4の敗戦で、この試合は正直なところチームとして完全に燃料切れだったと感じています。
昼間の少し暖かい気温、1試合目での激しい試合による疲労、そしてスペインという慣れない環境で数日間過ごしてきた疲れなど、さまざまな要因が重なり、選手たちのコンディションにも影響が出ていたように感じました。体の疲れだけでなく、集中力や判断力といった部分でも疲労が見え始めていた試合だったと思います。
試合の立ち上がりからどこか集中力を欠いており、普段なら問題なくできるようなプレーでも少しずつズレが生まれていました。ボールを保持する時間自体は決して少なくなく、自分たちの形でボールを動かす場面もありました。しかし、パスのタイミングがほんの少し遅れたり、ポジショニングが半歩ずれたりと、細かい部分での精度が落ちていた印象があります。
そのわずかなズレや思考の遅れを、相手は見逃しませんでした。ボールを失った瞬間の切り替えの遅れを突かれ、何度もカウンター攻撃を受け、そのままゴールまで持ち込まれる場面が目立ちました。こちらがボールを持っている時間があっても、失った瞬間に一気にピンチになる展開が多く、試合の流れを引き戻すことができませんでした。
大会最終日ということもあり、体力的にも精神的にも難しい状況ではありましたが、こうしたコンディションの中でもどれだけ集中力を保てるか、そしてチームとして戦い続けられるかという部分の大切さを改めて感じる試合となりました。悔しい結果ではありましたが、この経験も今後に活かしていきたいと思います。

【中学生チーム】

✕ EUROPLUS 1-1(PK5-6) XR Soccer-Futstars USA(リョウタ)

今大会最後の試合となりました。これまでなかなか勝利から遠ざかっていましたが、内容としては毎試合とても成長を感じていました。GKからのビルドアップ、相手のプレス回避、サイドでの崩し、奪ってからのショートカウンター、これまでの試合の中で、考えてサッカーすること、相手の駆け引きなどの中で見つけてきた形です。これまでやってきたことの全てを使って望んだ最終試合です。

序盤はタカ、リョウタが相手の攻撃を潰してくれるおかげで全体の攻撃にリズムが生まれ、サイドのソウマ、コウダイから崩しフィニッシュまでチャンスを作ることができました。ですがあと1点が遠い、、、というタイミングで、右サイドからの崩しから入れたクロスが1度は跳ね返されるもこぼれ球をリョウタがミドルシュートを沈めて先制点を奪います。

また集中が少し途切れた一瞬で失点し同点に追いつかれましたが、内容はとてもよく最後まで逆転をめざしましたが、同点のままPK戦へ。PK戦のキッカーは挙手制にしました。狙いとしては_こんな機会はめったにないので、そんな経験に貪欲な選手がいればと思いこの形にしました。最終的にはPKで負けてしまいましたが、これからの成長に必要なことの多くを経験できたと思います。残りの試合も勝利を目指して戦ってほしいと思います。

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