イングランドサッカー界のホスピタリティーの高さ

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イギリスに来てロンドンに16年間住んでいて、フットボールの業界で約10年間いますが、昨日改めてイングランドサッカー関係者のホスピタリティーに関して、非常に強く感心しました。

日本でも同じ様に、そして自分が誰かに頼まれたら出来る限りのサポートをしたいと改めて感じました。

昨日と一昨日は、日本サッカー協会のグラスルーツのトップの松田さんがイングランドサッカー協会訪問にて帯同させて頂き、色々勉強させて頂きました。

ここ数年、日本サッカー協会の仕事でプレミアリーグのクラブやイングランドサッカー協会、ローカルFAを訪れる事が多いのですが、彼らのシェアする精神、ホスピタリティ精神には本当に頭が下がります。

来るものを拒まず、出し惜しみする事なく、丁寧に説明してくれ本当に素晴らしいと思います。

今回はセーフガーディング、ウォーキングフットボール、ディサビリティーフットボール、包括的にグラスルーツのフットボールを勉強させて頂きました。

インターナショナルエデュケーション部門に20名の優秀なスタッフがおり、その下に国内に808名のコーチがいるシステムの中で、先生のためのコース、アウォード、質にこだわる体制が非常に印象的で、今後、66の大学、女性の先生向けのコース、プレミアリーグのコーチの為のコースの三本柱に力を入れていくそうです。イギリスにある16,776校のプライマリースクール、3,408校のセカンダリースクール、2,297校のプライベートスクールにリーチすべくコーチを派遣し、先生たちにフットボールを通じて人間形成の包括的な指導を質の高いコースを提供する事で、実現させようとしています。同時に、政府のポスト2012オリンピックプロジェクト(各学校に18,000ポンドの補助金が出る事により、時間のない忙しい先生たちが、学校を休んでこの6時間のFAの研修を受けれる様、派遣の先生を雇う事がこのお金によって可能になっている)と共に学校体育教育の質の向上にFAが、責任という大義のもと活動しているのが非常に印象的でした。

去年はこのアウォードを4,500人の先生に出したそうです。

この事を可能にしているのは政府からの補助金、プレミアリーグの100ミリオンポンドの補助金のうち、15ミリオンポンド(約20億円)がクラブに渡され、FAからこの部門に1.2ミリオンポンド(1億6000万円)の人件費の補助により成り立っている。FAのボードメンバーにこの重要性を訴え、2013年には6人だったスタッフが2017人からはトップのロジャーさんを含め21名に膨れ上がっている。

プロ選手に重きをおくのではなく、フットボールとの出会い方、ライフスキル、チームワーク、ヘルスなどを教える事に重きを置いています。フットボールを通して人生を教える。素晴らしいですね。

ウォーキングフットボールも現在イングランドでは6万人がプレーしているそう。ファンとコンペティティブのバランスをうまくとり、民間、FAでうまく協力し?発展していく事を願っています。

ディサビリティーフットボールのエリートは今年から本格的に技術部に入り、グラスルーツはディベロップメントに残るそうです。

日本もフットボール向上していますが、イギリスもフィンランドや参考になる国のシステムを積極的に取り入れて向上しているので、日本ももっともっと頑張らないとですね!!!