【バルセロナ春キャンプ〜Day 2〜】元バルサ指導者の熱い指導と、まさかの大停電!ハプニングを乗り越えろ

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遠征2日目の朝。昨晩は夜中もとても静かで、子どもたちはぐっすり眠れたようです。
寝坊する選手もおらず、しっかり疲労回復できた模様!

朝は希望者だけで散歩へ出かけました。
そこで偶然、今滞在している宿泊先の名前の由来でもある有名な「パナベラの噴水」を発見!
周りにはサボテンが多く、日本では見たことのない樹木がたくさん生い茂っていました。
ここペレリョは、人口およそ3000人の村。朝の空気も静かで、本当に安全で穏やかな場所です。

「シンプル」を突き詰めるバルサ式指導

午前中は、元バルセロナ指導者・アレックスコーチのトレーニング。
普段やり慣れないメニューを通して、とにかく「判断」が求められる。
ただ判断するだけでなく、そのための認知力、そしてカオスな環境が作り出す難しさをどうクリアしていくか。
外から見ていても、なかなかうまくいかず、子どもたちが苦戦しているのがよくわかりました。
いいんです、何回もミスして考えていくしか成長はないからね!

そして技術的な課題も浮き彫りになりました。
特に「ボールを持ちすぎること」と「パスの質の低さ」。 ここはさすが元バルセロナの指導者です。
アウトサイドやヒールでの適当なパス、持ちすぎて判断が遅れるプレーには厳しい注文が入ります。

「適当にやらない!しっかりとシンプルに質を高く!」

そんなスペインサッカーの知性を肌で感じる、非常に濃い時間でした。

午後のトレーニング

午後はカテゴリーで分かれての活動。
4、5年生は現地のローカルクラブがお休みだったため、再びアレックスコーチのトレーニングへ。
6年生はローカルクラブの練習に参加しました。

6年生の方は、周りの現地の選手はそこまで技術はなくてもサイズが大きく、サッカーをよく知っている。
昨日の合流時は「小さな日本人」として少し子ども扱いされている感があり、どうにも馴染めていなかった。

しかし、今日のミニゲーム形式でナイスゴールを決めると、状況は一変!
プレーでしっかりと信頼を築くことができたようです。
練習が終わった後には名前で呼ばれたり、ハイタッチを交わしたりと、昨日とは明らかに違う空気が流れていました。
言葉の壁を越えて、自分たちで勝ち取った!!
そうなんです。本当に下手だとボールが来ないし、この信頼を今回は理解したんじゃないかなと思います。

嵐のち、完全ブラックアウト!

夕方からは強風注意報が出ていましたが、トレーニング終盤にはついに警報レベルに。
ボールを蹴っても強風で押し戻されるほどの過酷な環境になりました。
午前はあんなに穏やかな青空だったのに。

帰宅時にはさらに風が強まり、街灯は消え、ホテルも一部停電状態に…。

ジェノベーゼパスタとコロッケの夕食を終えて部屋に戻ると、今度は完全に停電!!
部屋は真っ暗、Wi-Fiはもちろん、なぜか携帯の電波も完全に圏外になってしまいました。

実はこのブログも、書いている途中に停電になり、完全に何もできなくなっていました(笑)。

現在、夜10時。(下書き中)
廊下は、「停電だ!」と騒がしい子供たち。
すでに歯磨きを終えて寝る準備に入っていた選手は、もう寝るしかありません!
スマホは使えない、明かりもなく、本当の真っ暗闇です。

日本で停電はあっても、携帯の電波までなくなることはなかなかありませんよね。
「文句を言うのは簡単だけど、文句を言っても状況は変わらない!」 こういう予期せぬアクシデントに対して、どう立ち向かい、現状をクリアしていくか。

サッカーと同じですね。こうなった時に動けなくて指示待ちになる子。
状況から判断して自分で動ける子。

何も起きないよりも、こういった困難を自分たちで乗り越えることこそが大きな成長に繋がる、最高の経験です!

……と、今日のブログは無理だと諦めかけたところで1時間後に無事復旧しました!
とりあえず一安心です。

明日も強風予報となっています。なんとか風が止んでくれることを祈りつつ…。

明日は午前中に観光をして、午後からはいよいよ試合です!

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