【バルセロナ春キャンプ〜Day 1〜】強烈な時差ボケと、ミツバチの洗礼。スペインの「知性」に触れた初練習

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昨日のブログ(こちら)でもお伝えした通り、深夜に到着した一行。

案の定、昨夜のホテルは……眠れない興奮からか、深夜まで賑やかな声が響き渡っていました。
いえ、正直に言えば「夜通しうるさかった」というのが本音です(笑)。

というわけで、今朝は厳しめのお説教からスタート。

「寝不足がプレーにどう影響するか」は、今日一日の自分たちの体で嫌というほど味わうことになるのですが、まずは集団行動としての規律をしっかりと伝えました。

脳を揺さぶる、アレックスコーチの特別指導

朝食を済ませ、午前中は元FCバルセロナの指導者、アレックスコーチによるセッション。
ここで体験したのは、単なる技術練習ではありません。あえて「カオス(混乱)」を作り出し、極限の状態での「認知」と「判断」を徹底的に磨くトレーニングです。

日本ではなかなか味わえないこの特別なメソッドが、選手のポテンシャルを強烈に引き出していきます。

しかし、練習後半になると明暗がくっきり。
集中力が途切れ、足が止まる選手たち……。

時差ボケもありますが、昨夜の寝不足が確実に牙を剥きました。
一方で、しっかり休息をとっていた選手は最後まで質の高いプレーを維持。

自己管理の重要性が、ピッチの上で残酷なまでに証明された時間となりました。

五感で学ぶスペイン。ミツバチ体験で文化に触れる

午後は、この地域の名産である「ハチミツ」の博物館へ。
ハチミツの歴史を学ぶビデオ鑑賞では、案の定、睡魔との格闘が勃発!

博物館を後にし、防護服に身を包んで養蜂場へ足を踏み入れると、状況は一変しました。

耳元で鳴り止まない「ブンブン!」という羽音。
実は、引率している私自身が一番ビビっていたかもしれません(笑)。
おそらく全員が初体験となる、養蜂場の蜂の巣見学でした。

このキャンプでは、サッカーの技術向上はもちろん、その土地の文化や歴史を肌で感じる「経験」を何よりも大切にしています。
現地の日常に触れることで脳に刺激を与え、人間としての深みを育んでほしい。
そんな想いが詰まったアクティビティです。

ローカルクラブへの武者修行

夕方からは、現地のローカルクラブの練習に合流しました。
スペイン人の選手とペアを組むと、一気に課題が見えてきます。
「伝えようとする子」と「黙ってしまう子」。

同年代のスペイン人は英語が堪能な子も多く、一生懸命に話しかけてくれます。
そんな彼らに対し、日本の選手からは「何言ってるか分かんねー」という声も。
でも、それでいいんです。

言葉が通じないもどかしさを感じ、それでも「伝えたい」と足掻くこと。
その一歩が、彼らを大きく成長させます。

トレーニングでは、どのカテゴリーもポゼッション(ボール保持)を重視。
スペイン特有の「読み」と「判断の速さ」を、身をもって体験できたのではないでしょうか。

睡魔に勝てなかった夕食、そして静寂

待ちに待った夕飯時、会場の9割は睡魔にノックアウトされ、半分寝ながら食事をとるような状態でした。
こればかりは時差ボケの影響、仕方がありません。

今夜22:00の廊下は……昨夜の騒ぎが嘘のように、水の流れる音が聞こえるほど静まり返っています。

明日には時差ボケも解消され、本来のパフォーマンスが見られるはず。

いよいよ本番はここからです。

バルセロナの風を感じながら、明日も全力で駆け抜けます!

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