今シーズン7得点目 目指すはモンゴルリーグ得点王!

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金城は昨シーズン、モンゴルリーグのFCウランバートルでプレーしていた。初の海外でのプレーとなったタイのBTUユナイテッドではゴールも奪えず苦しいシーズンを過ごしたが、その分、プロ2年目で迎えたモンゴルでのシーズンは鬱憤を晴らすかのようなパフォーマンスを見せた。

チームとしてはなかなか結果が出なかったが、その中で金城は一人奮闘した。降格圏に沈むチームの中でゴールを積み重ね、チーム得点王、そしてリーグ全体でも得点ランキング3位に入る結果を残した。

結果としてチームとしても降格を逃れることに成功、そしてカップ戦では決勝で敗れはしたものの、ファイナル進出の立役者として活躍した。

モンゴルでの2シーズン目

結果を残した金城はモンゴル2シーズン目となる今年、王者エルチムFCに移籍することになった。ロシアから来た屈強な外国人選手、モンゴル期待の若手選手などチームは国内屈指の選手を揃える。

チーム内でのポジション争いも激しく、昨シーズンのように必ず試合に出られる状態でもない。実際、リーグ戦の序盤には中盤として起用されたり、ベンチからのスタートが続くなど苦しい時間も過ごした。しかし、FWと起用されると金城はゴールという結果を残した。

器用な選手ではない。足が速いわけでも、屈強な体をしているわけでもない。それでも金城は恐れずゴール前で飛び込むことができる選手だ。迷いの無さがゴール前での強さを生む。金城はそういう選手である。

リーグの前期を終えたモンゴルリーグで、エルチムは首位。金城自身も得点ランキング2位につける。

「確かに昨シーズンはゴールという結果を残すことができましたが、FWは得点を取り続けることじゃないと評価されません。なんとしても今年はさらに良い結果を残してステップアップに繋げたい。」

金城の得点シーン

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