J2にいたのでは経験できない。国際大会という大きな舞台

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photo by Lao TOYOTA FC

TOYOTAメコンチャンピオンシップ2017が現在開催されている。この大会はメコン地域(タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム)のリーグ王者が出場する国際大会のことだ。

2017年の今大会はタイからはコンサドーレ札幌で活躍するチャナティップや、サンフレッチェ広島に移籍したティーラシンも昨シーズンまで在籍したムアントンユナイテッド、ラオスからはラオスリーグ100ゴールも達成した本間和生擁するラオトヨタFC、カンボジアからは2年連続で国内リーグを制し、ユーロプラスアジアの水野輝も所属するボンケットFC、ベトナムからはサナカンフアBVN FC、この4つのクラブでメコン地域の王座を争う。

今大会の優勝候補筆頭はタイ王者のムアントンユナイテッド。2017シーズンAFCチャンピオンズリーグではベスト16進出と躍進を見せ、予選リーグでは前年度Jリーグ王者の鹿島アントラーズを破るという快挙を見せた。アジアクラブランキングでは14位につけ東南アジア屈指のクラブだ。チャナティップやティーラシンなどの中心メンバーが抜けたとは言え優勝候補筆頭に変わりはない。

Photo by Lao TOYOTA FC (キャプテンとして出場したLao TOYOTA FCの本間和夫)

そしてこの大会にはユーロプラスアジア所属の選手が3人出場している。ラオトヨタFCの本間和生と大谷壮馬、そしてボンケットFCに所属する水野輝だ。

残念ながらラオトヨタFCとボンケットFCはベトナムの強豪サナカンフアBVN FCに敗れ、決勝でムアントンユナイテッドと対戦するという舞台に進出することは叶わなかった。しかし、国を代表して他国の王者と戦うという国際大会の経験は選手として貴重なものだ。

今大会で初の国際大会を経験したラオトヨタFCの大谷に大会の感想を聞いた。


0-2という敗戦でした

チームとしては練習でやってきた事だったり、いつも出来るプレーが全く出来ず難しい試合になってしまいました。普段通りにできれば負けるような相手ではなかったと思うのでそこは残念でした。

個人的なパフォーマンスについて

個人的には、まだ味方からの信頼を得られていないなと感じる部分もありましたが、自分のプレーはある程度出せたかなという感覚はありました。相手の外国人選手は体も大きく強かったですが、彼らと比べても戦えるなと思ったのと同時に、彼らに勝つにはさらに相手にとって危険な存在にならないといけないなと痛感しました。その部分ではまだまだ足りない部分も再確認できましが、同時に”やれる”という自信も得ることができたと思います。

大会を通しての感想・これから

普段の試合では感じることのない国際大会独特の雰囲気の中でのプレーは嬉しかったです。7000人以上の観客、メディアなども多く、素晴らしい雰囲気の中プレーすることができました。またベトナムのトップレベルのクラブとも試合ができたのは大きな経験になりました。楽しんでプレーすることができましたし、こういう舞台で常にプレーができるような選手になりたいという大きなモチベーションになった大会でした。

Photo by Lao TOYOTA FC(ドリブルで仕掛ける大谷)

各国のトップリーグでプレーするということはこういった国際大会に出場する機会があるということだ。レベルの高い国の下部リーグでプレーすることでも得るものはもちろん大きいが、国の代表として国際大会に出場するという事は他では経験できない貴重なものになる。今大会で感じたことをモチベーションにし、さらにステップアップする彼らを楽しみにしたい。