【カンボジア】山崎健太が90分フル出場で勝利に貢献

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Credit:Boeungket FC

カンボジアの強豪ボンケットFCに移籍した山崎健太が2試合連続のスタメンフル出場を果たし、チームの勝利に大きく貢献しました。この日はホームスタジアムにEDCを迎えた試合でした。山崎は中盤の攻撃的なポジションで先発。攻守に奮闘し、4-0での勝利に貢献しました。

山崎健太は東京都リーグに所属していた東京23FCからタイDivision1(2部相当)カスタムズに移籍。その後、モンテネグロ2部のFK.ベラネ、1部のFK.グルバリで活躍するとタイDivision2(3部相当)に所属していたウボンUMTユナイテッドに移籍しました。その後はチームとともにDivision 1(2部相当)、タイリーグ1へと昇格し、山崎自身もタイリーグ屈指の日本人選手として活躍しました。しかし、2018シーズンのブリーラム戦で前十字靭帯断裂という大怪我を負ってしまいます。

病院での手術を終えた後は長期に渡るリハビリ生活を余儀なくされました、しかし、怪我を負ってから約1年、地道なリハビリが実を結びピッチへと帰ってっくることができました。そしてカンボジアという新しい土地で新たな挑戦がスタートしました。

日本からの注目度も高く、アジアでも有数のリーグへと成長したタイリーグとは違い、カンボジアはハード面でもソフト面でもまだまだ成長途中のリーグと言えます。その中で山崎が積んで来た経験は大きな影響をもたらすことができるでしょう。

大怪我から復帰して間もないにも関わらず、ボンケットに移籍してからフル出場を続けています。強力外国人ストライカーのベンガとジュリアス。そして国民的スター選手のワタナカを前線に並べるボンケットですが、それゆえに守備への負担は大きくなってしまう傾向にありました。しかし攻撃に集中する前線の3枚の分を補って余る運動量を山崎が中盤で発揮しています。

山崎はすでになくてはならない存在としてチームにフィットしつつあるようです。2016、2017シーズンとリーグ戦連覇したボンケットFCですが、昨シーズンは惜しくも2位に甘んじています。しかし今シーズンは優勝、そして来期のAFCカップ出場が至上命題です。

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