マンスリーアーカイブ 2月 2013
モンテネグロリーグで契約!
先月、日本から若武者たちがモンテネグロに1ヶ月のトライアルに行きました。
その結果、
モンテネグロ1部リーグ 契約3名モンテネグロ2部リーグ 契約8名モンテネグロ3部リーグ 契約1名
▼サッカーキングニュース元横浜FMの石原卓、モンテネグロ1部のFKムラドストへ移籍
トライアル期間は1ヶ月、みんな死に物狂いで挑み続けました。
契約が決まり大喜びする選手、なかなか決まらずナーバスになる選手、落ち込む選手、どこも決まらず帰国する選手…。
非常に過酷なトライアルでしたが、これが真剣勝負の世界です。
皆がそれぞれで納得し、どの選手にとっても非常に濃密な1ヶ月だったと思います。
規模も大きなトライアルだったので、現地の取材もたくさんあり、注目度が高く、様々なプレッシャ?がある中でのトライアルでした。
今回はたくさんの選手が契約に至りました。しかし、ここからが勝負です。
1部所属の選手は、レギュラーはもちろん。リーグ戦、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパ選手権で活躍し、さらなるクラブへ移籍。
2部、3部の選手は、まずはリーグ優勝に貢献、そして1部リーグへステップアップ。
すべきことがたくさんあります。
そして、あくまでここは通過点です。
これからまた新たな戦いの日々が始まります。
このチャンスを次への大きなステップにぜひ繋げてほしいです!!!
◇エリートプログラム 強化試合◇
2月23日に板橋区高島平少年サッカー場で板橋区トレセンとシンガポール遠征前の強化試合を行いました。
シンガポール遠征前の大事な強化試合という事もあり、本番さながらのゲームを想定し8vs8で行ってもらいました。
ゼムノビッチ監督も選手の特徴をもう一度把握したり、フォーメーション(1?3?3?1)の確認で選手達にポジションでの動き方など、細かい指導にも熱が入っています。
20分ハーフで4本行い結果は敗戦、体の大きい相手にフィジカル負け、そして一番大事な戦う気持ちでも負けているように感じました。
もちろん負けていい試合などありません。
ですが、なんでも勝てばいいという事でもありません。
勝敗にこだわり勝利を目指す過程が大事なのです。
試合の中で選手がなにを考え、どう判断しプレーできたか?
どうゆう気持ちでピッチに立ったか?
結果だけにこだわらずに、選手がその試合でなにができて、なにができなかったのかそこに気づかなければ、選手の成長はありません。
僕ら指導者が気づかせてあげないといけません。
ゼムノビッチ監督は内容にこだわり選手達の今後を見据えて指導しているのが分かりました。
シンガポール遠征は子供達にとって大きな経験、財産になることは間違いありせん。
3泊4日間の短期間の遠征でサッカー技術、戦術、フィジカルというのは大きく成長はしません。
ですが、異国で強豪チームと対戦し感じた事は、日本に帰国してからの彼らのモチベーションになり、サッカーに対しての今後の姿勢が変わります。
言葉の通じない国でのコミュニケーション、日本とは違う文化に触れることによってグローバルな大人になる一歩につながります。
日本を出る勇気を待った時点でマイナスはありません。
全力でサポートしていきます。
みんないい準備をしてシンガポール遠征に向かいましょう!
ソサイチ?シンガポール大会開催!
いよいよ大会が始まりました!
初戦の相手はSAF。立ち上がりから日本選抜は全開です!ハイプレスから何度もボールを奪い、球際の競り合いも負けていませんでした。相手に序盤から動揺を与え、前半で一気に2点を決めることができました。そして、試合はそのまま2-0で勝利!
2試合目が始まる前に、タンピネストップチームのクロアチア人監督が視察にきました。
今回の大会は、ただの大会ではなく、本当に活躍できれば、Sリーグで契約のチャンスがあります。
みんな気合いを入れ直し、2試合目です。相手はタンピネス。
立ち上がりは緊張からか、なかなか思うようなサッカーが出来ず、点も入りません。結局前半はスコアレスで折り返し、嫌なムードでした。
しかし、後半半ば。やっと試合が動き出します。
このチームの特攻隊長ケントが、中央でボールを受け、細かいクイックネスを活かしドリブル突破!ペナルティエリア内で見事にファールを誘うプレーでPKを獲得!
GKの逆をつき、1点先取!
そして、試合はそのまま終了、見事に2連勝です!!
暑い中、良くみんな戦いました!
非常に良い集中力が保てています。
ここから、次の試合まで試合が少し空くので、しっかりリフレッシュタイムです。
軽い休息をとったところで、いよいよ優勝候補との一戦です。前回大会覇者のSCCです。ここはフランスの元リーグアンやアメリカのMSLプレーしていた選手などもいて非常に強敵でした。
試合は予想通り、激しく固い試合になりお互いなかなかチャンスが、つかめません。
しかし後半、やってくれました。守備で奮闘していたボランチのツバサがカウンターで一気に駆け上がり、そのままシュート!意表を突かれたGKは一歩も動けず待望の先制点です!
流れに乗った日本選抜は、その後のチャンスも活かし、追加点をゲット!
見事2-0で勝利しました!
これで優勝に大手です!
が、しかし甘くはなかったです。
最終戦のユーノスとの試合、まさかの失点です。1対1をあっさり抜かれ、そのままゴール。
非常にマズイ展開です。
このまま終われば得失点差で優勝はありません。試合も焦りからかなかなかリズムがつかめず思うような展開ができません。。
しかし、最後の最後、やってくれました。やったのは、1対1を簡単に抜かれたCBのケイです。
目の覚めるような弾丸ミドルシュートをゴールネットに突き刺しました!GKは一歩も動けませんでした!
そして、試合はそのまま終了!!!
ソサイチ日本選抜!見事初優勝です!!
本当にみんな良くやりました!
ピッチコンディションや気候、審判も地元贔屓でアウェイ感満載でしたが、見事にやってくれました!
その夜は、優勝賞金でみんなでパーティーでした。
短い期間でしたが、かけがえのない貴重な経験になったと思います。このチームはこれで解散ですが、このチームで戦ったこと、経験したことを忘れないでほしいです。
またいつかみんなで会いましょう!!
初優勝おめでとう!!
ソサイチ?シンガポール大会前日
今日は朝からコート利用時間がズレたり、常夏の気温に体力を奪われたり、食事では東南アジア特有の味付けに苦戦したりと。大変でした。
ただ、カッコ良くいえば、アウェイの洗礼を浴びている感じです。
が、、練習ではしっかりコンディション調整もでき、午後からも観光をしてリフレッシュしました。
明日はいよいよ大会です!
対戦相手は、シンガポールプライムリーグ所属のタンピネス、SAF。ディビジョン1所属のユーノス、SCC。そしてU-23ソサイチ日本選抜の計5チームでのリーグ戦です!
夜も選手達でミーティングを行い、準備は万全です!
そのミーティングで熱が入り、気合いの現れか、なぜかみんな非常階段で部屋へ戻っていきました。。。
準優勝が続いています。
この気持ちで次こそは必ず優勝します!!
U-23ソサイチ日本選抜、シンガポールへ
U-23ソサイチ日本選抜がシンガポールへ出発します!
さあ、今回はどのような戦いになるのでしょう。
向こうは常夏ですが、暑さ以上の熱さで挑んでいきたいと思います!
名古屋遠征U-14セレクション in 大阪
春休みに名古屋オーシャンズU-15と練習試合を行なう名古屋遠征を行ないます。
先日、この遠征に参加する選手を決めるU-14セレクションを大阪で開催しました。
セレクションを担当するのは、御馴染み眞境名オスカーさんです。
今回は事前の打ち合わせで「1対1で勝負できる選手」を基準に選考しました。
積極的にドリブルを仕掛けたり、シュートまで持っていく選手が多く見られました。
昨年に開催したタイ遠征にも選ばれた選手も参加してくれていましたが、
対象年齢がU-14になったことで、また新たな選手も選出され面白いチームが出来そうです!
ナチョクリニック IN大阪
ナチョクリニック in ?J GREEN 堺!
本田圭佑プロデュース・ソルティーロサッカースクールでクリニックを行いました。
各カテゴリー1,5Hと短期集中です。
しかし、スペインではこれが普通です。おそらく今回参加した選手たちも思っていた以上にハードなトレーニングに感じたと思います。ボールを使ったサーキットトレーニング、アジリティ、ポゼッション、ゲーム…。そのどれもが100%やり切ることを強く求められました。
ちょっとでも気を抜くとナチョに怒られてしまいます…。。。
ただ、集中力の大切さを常に言い続けていたので、みんなの集中力も自然と高まっていきました。
今の日本の子供達のテクニックは、正直、世界の子供達と比べてもトップレベルにあります。しかし、サッカーで一番大切とされる判断力、そして試合や練習での集中力、意識、モチベーションの高さにはまだまだ大きな差があります。また、サッカーを知らない選手が非常に多いです。ドリブルなのか、パスなのか、シュートなのか。。全力でやることころ、手を抜くところ…。
もちろんこれはすべてが子供たちの問題ではありません。教える指導者もまた、たくさんのことを日々学ばなければなりません。
この差を埋めるには、やはり1日1日の積み重ねしかないです。
プロへの近道はありません。
毎日コツコツ、常に100%出し切る!これが一番です!!
今回もたくさん勉強になりました。夏が楽しみです!!
目指せワールドカップ代表選手!
本日、FUT MESSE大宮にて、イタリアで開催されるジュニア版ワールドカップ
『Pisa World Cup』に出場する選手を選考するセレクションが行なわれました。
10周年を迎える同大会はイタリアだけでなく、スペイン、ギリシャ、
アメリカなども参加するワールドカップの名にふさわしい国際大会です。
日本を代表して参加する選手を清水エスパルスの元監督ゼムノヴィッチ氏が選出します。
ドリブルの基礎を見て、1対1のトレーニング、
そして、フットサルサイズのピッチで5対5の試合を行ない、
最後にGKと1対1のシュート練習をしました。
ゼムノヴィッチさん曰く、1対1を見れば、選手の能力は大体わかるとのこと。
そして、試合を5対5で行なった意図は...
フルピッチだと良いプレーが出ても、その後ボールに触らないまま終わることもある。
もしかしたら、それがたまたま出たプレーかも知れない。
でも、5対5にすることで常にボールと絡む場面が出てくることで、
実力かマグレかを判断することができるそうです。納得!
選手たちも「絶対イタリア行きた〜い!」と気合い十分でした。
合格の連絡が来るまでは、ドキドキでしょうね。
春休みにイタリアの地でプレーしている選手たちは誰なのか???
次回のトレーニングで会いましょう!
元レアルマドリッド、ナチョクリニック!
昨日、スペインからナチョが2年ぶりに来日しました。
ナチョは元レアルマドリッドの選手で、13歳からずっとカンテラでプレーし、トップチームでもラウルやロベカル、イエロなどと一緒にプレーしていた一流の選手です。今は、スペイン上級ライセンス(日本S級ライセンス)も取得し、マドリッドにあるユースチームの監督をしています。
今日はさっそく、神戸のクラーク、フットサル高校でクリニックを行いました。
ナチョは徹底して、プレー強度の大切さを主張します。1対1の激しさ、プレスの速さ、球際、勝利への執念、気持ちの強さ、集中力…。テクニックは正直それほど変わりません。しかし、こういったプレー強度にはまだまだ大きなさがあると感じます。
特にレアルマドリッドは凄まじかったようです。1.5Hのトレーニングだけでも死に物狂いでみんなやるそうです。一瞬でも気が緩んだら怪我は必須。
今回は短い滞在期間ですが、クリニックに参加する選手にはその大切さを感じてもらいたいです。
今日、明日はフットサルプレーヤー対象のクリニックですが、プレーヤーの本質は同じです。
何か一つでも多くのことを感じてほいしです。