FITAエリートプログラム〜プーケット遠征2018〜ドリーム選抜day2

4631

いよいよ国際大会が開幕!

7チーム総当たりの予選リーグ(20分1本)+順位決定戦(22分1本)を行うレギュレーション。

予選リーグ1試合目

vs FITA TSUMAGOI JAPAN

ドリーム選抜の開幕戦はまさかの日本チーム。

お互い手の内を知り尽くした者同士の対戦となった。

DFラインから丁寧に繋ぎ、縦パスをスイッチに後ろから追い越す動き、フリックやダイレクトパスなど少ないタッチでテンポよく回し、最後はFWコウタがしっかりゴールに流し込み先制!

フィジカル能力では勝てない相手に対して、どうやって攻撃をすればゴールを取れるのか。プーケット入りから徹底して来たチームとしての形が結果に出た。

GKケンタのファインセーブや全員が身体を投げ出し何とかゴールを割らせず相手のフィジカル、パワーに耐えきれるかと思った矢先こぼれ球を詰められ同点。

その後はお互い決定機を作るも決めきれず、日本選抜対決はドローという結果に終わった。

予選リーグ2試合目

vs SSCA(Singapore)

1-1(引き分け)

相手CKから打点の高いヘディングシュート!ボールは地面に叩きつけられそのままゴール。セットプレーから先制を許す。

DFソウスケのワンツーからFWコウタがゴールを決め、ゲームを振り出しに戻すもその後はなかなか決めきれずドロー。

勝てたのに勝ちきれない試合となってしまった。

予選リーグ3試合目

vs PKFC(Phuket)

0-2(負け)

2枚の長身フィジカルモンスターを筆頭に高い身体能力を持つ相手チーム。

そのフィジカルを前面に出したサッカーに押し込まれるドリーム。

左サイドからの弾丸シュートが逆サイドネットに突き刺さる相手のスーパーゴールなど2点を取られ、今大会初の完封負け。

フィジカルで劣っても身体はぶつけなければならない。ミスは誰でもする、大事なのはミスした後どうするかだ。この試合闘ってた人間はいたのか?チーム全員に問いかける。

俺たちの闘い方はなんだ?

①パスのテンポ・スピード(フィジカルの無効化)

②攻守の素早い切り替え

③闘う、気持ちで絶対負けない

もう一度チームとしての闘い方を話し合い再確認。優勝候補チームとの予選リーグ4試合目に臨む。

予選リーグ4試合目

vs Cruzeiro Academy

早い時間帯に中央をドリブル突破され先制される苦しい展開。

その後は相手チームのキーマン12番に対して激しく2〜3人でプレッシャーをかけ自由を与えない守備が見事にハマり、ほとんど決定的なシーンを作らせない。

試合時間残り5分、少しずつだが相手コート内に進入するシーンが増え始めた矢先、ハーフライン付近の左サイドでFKを得たドリーム選抜。

キッカーは献身的な守備でチームに貢献しているFWショウゴ

右足から放たれたボールをゴール前で待ち構えていたMFカイがヘディングで逸らし劇的な同点ゴール!スタンドからも拍手が送られる素晴らしいゴールとなった!

ここまで全勝の優勝候補相手にこのまま引き分けで試合終了かと思われたがゴール正面から約10メートルという至近距離で痛恨のファールをしてしまいFKを与えてしまう。

ラストワンプレー、ゴールライン上に全員で壁を作るが守りきれるか、、、。

相手の長身選手から放たれた弾丸FK

フィールドの選手が誰1人反応できない中、凄まじい反応を見せたのは守護神ケンタ!

しっかりとボールを弾き出し、こぼれ球にも全員で食らい付きクリア!この瞬間試合終了!全員がGKケンタに飛びつき喜び合う

全員の活躍で価値ある引き分けを手に入れた。

熱戦を繰り広げた両チーム。

最後の最後で勝ち点を掴んだ者、取り逃がした者。同じ引き分けでも両チームが抱く感情は異なる。

予選リーグ5試合目

vs

0-6(負け)

大寒波が襲った真冬の日本から30度を超える常夏プーケットで迎えた5試合目

完全アウェイ、気温差、連戦からの疲れがピークに達したドリーム選抜。

相手チームの圧倒的な攻撃力を前に守りきる力は残っておらず完敗。

予選リーグ5試合終了時点で

0勝2敗3分(勝ち点8)

明日の予選リーグ1試合は強豪との対決。

少しでも勝ち点を積み上げて順位を上げたい。

連戦の疲れを取るため各々ホテルでフリータイム

プールでも国際交流!一度試合をすればお友だち⁉︎

アクロバティックな飛び込みに騎馬戦と言葉は通じなくても笑顔で遊べる純粋な子どもたち!

みんなの希望で夜ごはんはKFC!

明日に向けて体力つけるために肉に食らいつく!

英語にタイ語、パッケージを見ていろいろとお土産を購入!

何を買ったのかは帰ってからのお楽しみに!

スーツケースに収まるのか、、、?

このメンバーでサッカーができるのも明日がラスト。

ゆっくり休んで明日も思いっきり闘って楽しもう!

前の記事【イングランド】イングランドのフットボール文化
次の記事FITAエリートプログラム〜プーケット遠征2018〜TSUMAGOI選抜day2