タイリーグ優勝はブリーラムユナイテッド!

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10月7日の最終節で2018シーズンのタイリーグは全日程が終了した。

33節終了時点でブリーラムユナイテッドは84ポイントの勝ち点を積み上げ、2位バンコクユナイテッドに14ポイント差をつけ昨シーズンに続くリーグ制覇を決定している。

3位ポートFC、4位ムアントンユナイテッド、5位チェンライユナイテッドと大方の予想通りのクラブが上位を占める結果となっている。

しかしタイの2強クラブ、ブリーラムとムアントンには大きな差ができてしまった印象だ。2016シーズンにはチャナティップ、ティーラトン、ティーラシンなど、現在はJリーグで活躍するメンバーを中心にリーグ優勝を果たしたが、チャナティップが抜けた2017シーズンは2位。そしてJリーグで活躍する3人にタイ代表GKのガーウィンもベルギークラブへと移籍してしまった今シーズンは4位と低迷した。

AFCアジアクラブランキングで16位という、アジアでもトップレベルのクラブとしては寂しい結果だ。

Jリーグでも活躍した青山や、得点を量産するヘベルチなど質の高い外国人選手はいるものの、チームの中心として戦ってきたタイ人選手たちの抜けた穴は大きい。2019シーズンはどんな動きを見せるのか、楽しみである。

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